東武鉄道伊香保軌道線　復元車両(27号車) 2014(2)　　　　　　　

2014.04.16　2014.05.07　撮影

2014年1月に伊香保に運び込まれた復元車両は設置場所での最後の仕上げと周囲の整備が行われていたが、
4月30日に公開されることとなった。

人出が予想されるゴールデンウイークの期間が過ぎてから公開状況を見に行ってみた。


保存場所の様子

公開前の4月16日の様子。
まだビニールにくるまれては居るが既に半透明のビニール、中身が充分見える状況である。
周囲では公園の整備作業がまだ進められている。
4月16日撮影



完成した保存場所の「峠の公園」
以下5月7日撮影



坂の途中に作られた保存場所の「峠の公園」、坂の上側から見た様子。
保存車両の前にカーブした短い線路が引かれている。
これはこの付近を当時の線路が有ったことをイメージして作られたものと思われる。



営業当時の写真。(保存場所の説明板に掲示されている写真)
ほぼこの場所で撮られたものと思われる。



再び坂の下から見た「峠の公園」。
「RAILROAD　CROSSING」の標識も再現されている。(設置場所、方向は少し違うようであるが･･･)
当時の線路は道路脇のガードレールの手前から画像右側の白い二の建物の間を通って伊香保の終点に至っていた。
今は道路が広くなっているが、当時の写真で電車が撮っている部分がこの道路と思われる。



坂のもう少し上から見たところ。
カーブした線路の先は左側ガードレール向こうの路地の方向に向かっている。
線路の反対側は広い道路向こうの白い建物(松本楼)の手前を右に曲がって渋川の方へ下っていたと言われている。
写真中央の大きな2本の木は、先の田部井氏の写真でCROSSINGの標識の向こうに写っている木が大きくなったもののようである。


　　
線路のカーブしている様子。