最初に作ったものは、フードを開いたときに紙の折り癖のために 側面の中央が内側にくの字に折れ曲がって邪魔になる。 　 2次試作では側面が内側にくの字に入り込むのを押さえる為に押さえの爪を追加。 フードを開いたときにこのように立てるが、畳んだ時にパネル面まで倒しているため、 このように立てるには画面パネルに張り付いているのを指の爪を立てて起こす必要がある。 これが結構面倒でその時に画面表面に指紋を付けてしまうこともある。 　 そこで今回の3次品では簡単に中折れにならない様に出来て、逆に簡単に折りたためる構造に改良した。 改良したと言っても側面に斜めに折り目を付けただけである。 これを外側に広げることで側面が中折れにならなくなる。 多少遮光効果が減少するかもしれないが、大きな影響はないと思われる。 このようにしたために2次試作で作った中折れ防止の爪は廃止した。 　 フードを付けて画面を少し傾けて見たところ。画面が少し覗きやすくなった感じがする。 　 フードを閉じるときは両サイドに開いている部分を両側から摘まむようにして立てると、中折れ部分が自然に折れて畳めるようになる。 ワンタッチで大変に簡単。 折りたたんで収納した様子。 2次試作までは外側は紙の白い色のままであったが、型紙を印刷するときに裏面も色を印刷したため今回はチョッとオシャレに･･･。 今回のフードの型紙。構造が全開よりシンプルになった。 効果としては、画面に指紋が付くことがなくなったので、それが光って白っぽくなってしまうことがなくなった。 背後の映り込みは、真後ろや自分の顔が写るのは構造上防ぎようがないが、 フードで周囲が暗くなったことで画面が相対的に明るく見えるために映り込みは気になりにくくなった。