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中島知久平邸 2016(2) |  |
中庭と廊下
回廊状にロの字型に作られた母屋に囲まれた部分は中庭になっている。
左側に女中部屋、茶の間、食堂などがあり、向こう正面一階が両親の居間、二階が知久平の居間となっている。
右側の廊下は応接間、客間へと繋がっている。
中庭を少し角度を変えて見たところ。
井戸があり、中央の石で囲われた部分は池であったように思われるが、今は干上がっている。
廊下を応接間側から玄関方向を見たところ。
右側が中庭となる。 庭を眺めやすくするためか、窓の下辺が低く作られている。
玄関側から応接間方向を見た廊下。 突き当りの光が差しているところの向こうが外庭となっており、そこを左に入ると客間に通じている。
床板は長手方向に貼るのではなく、斜め45度に互い違いに貼ってある。手間のかかった造りである。
右の写真は玄関から廊下への敷居の部分であるが、完全に平面で作られており、当時からバリアフリーとなっている。
敷居の向こうの床板の張り方も洒落ている。