従来のわ鉄のトロッコ列車は客車4両をDE10が牽引する形式であったが、 去年の春、気動車形式の新しいトロッコ列車WKT-551号が作られた。 この車両は春から秋に掛けての季候の良い時期には側面に解放された大きな窓でトロッコ気分を 満喫できるようになっている。 これでは客車方式のトロッコも同じであったが、冬場は寒風吹きさらしに成るため運行できない。 今回のWKT-551号はこの大きな窓にガラスがはめ込めるようになり、一年中の運行が出来るようになった。 神戸駅に停車中のWKT-551号の全景。 寒中2月に撮ったため窓にはガラスがはまっている。

此方は間藤駅に到着して折り返しの準備をしているWKT-551号とWKT-5０1号の2両編成。 WKT-551号の側窓は大きく開放して渓谷の風を楽しめるようになっている。 いくら季候の良い時期でも雨が降ると対応できないので窓ガラスのある通常タイプのWKT-501号を雨宿り用として連結しての運行となる。 また、気動車による自走式となったため機関車の付け替えが不要となり、付け替えの出来ない間藤にも来るようになった。 (大間々−桐生間も運転区間が延長された。)

窓ガラスのない大きな窓は列車の内外が全くの直結状態である。

此方は冬二月のWKT-551号。 窓にはガラスがはまって車内は暖かそう･･･。

冬姿の側面全景。 こうしてガラスがはまっているので、雪が降っても風が吹いても

さすがに窓ガラスは一枚物とは行かず、3分割となっている。 売店部分の窓からはわ鉄のゆるキャラマスコットのわっしー君が外を眺めている。

下のリンクから動画をご覧になれます。 夏の姿　　冬の姿

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