阪神71形電車　　　　　　　　　

1967年(昭和42年)10月頃撮影

阪神の併用軌道線、かつては野田から東神戸までの国道線、野田から天神橋筋六丁目までの北大阪線、
そして、上甲子園から浜甲子園までの甲子園線などが有ったが1975年までに全て廃止されている。
これらの軌道線を走っていた電車の中には金魚鉢と言われる阪神軌道線独特のスタイルの電車たちが居た。
71形以降の電車であるが、今回は甲子園線を走る75型の写真が2枚だけであるが出てきたのでご覧に入れます。

浜甲子園の団地付近を走る75型、ご覧の通り腰から上が天井間際までガラス窓という大変に開放的なデザイン。
色は上半分が微妙に茶色が勝ったようなグレー、下半分は少し赤みのある焦げ茶色。(と言う記憶。チョッと怪しい。)

一旦浜甲子園に行って戻って来たところの75型。
この車両は1937年と言うから昭和に直すと12年、当時の設計者(デザイナー)の方々の超モダンな感覚にビックリする。

PENTAX　S2
SUPER　TAKUMA　1:2　55mm