ここは神戸-沢入間の渡良瀬川に建設されている草木ダムである。
利根川総合開発計画で水量調整・各種用水・発電などの多目的ダムとして昭和51年に竣工した。
もともと当時の国鉄足尾線は他の区間と同様この辺りも渡良瀬川の川沿いを走っていたが、ダムの建設で水没。
ダム湖をかわして沢入へ抜けるために左側の山の中に草木トンネル(5242m）が昭和48年に建設された。
神戸-沢入間7ｋｍ(約10分)の内の大部分がこのトンネルの中となる。
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トンネルを出てまもなく鉄橋で渡良瀬川の東岸に渡ったところが沢入駅である。
対向2面のホームを持った交換可能駅である。
列車によりここで交換するものがある模様。 |
左側に渡良瀬川、右側に沢入の街並みが見える静かな山間の駅である。
近くには松嶋達二記念館(陶器と良寛の書展示）、オートキャン場などがある。
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草木ダムより下流では見られなかった紅葉がここでは既に色づいている。
左側駅舎はログハウス風に建てられているが、右側の古い待合室は昔話の絵本にでも出て来そうなたたずまいである。
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