  わたらせ渓谷鉄道の終点、間藤駅。 鉄道ファンの紀行作家で『時刻表２万キロ』の著者である宮脇俊三さんが1977年５月に国鉄全線完全踏破を果たした場所でもある。 |
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 駅構内の櫓から見た間藤駅周辺の景色。 渡良瀬渓谷の一番奥という感じで山に囲まれている。 この辺りから奥はその昔精錬所の有毒な煤煙の影響で木々が枯れて禿げ山になってしまったところである。 今は少しづつ樹木が回復しつつあり、若干緑の気配が見え始めている。 また、この山には国の特別天然記念物に指定されているカモシカが生息している。 この櫓、そして備え付けられている双眼鏡はカモシカを見るためのものである。 今回は残念ながら姿を見ることは出来なかった。 駅舎には「カモシカが見える駅」のキャッチフレーズが。 |
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  ホームの風景。 線路の上に枕木が置かれているのが終着駅を象徴している。 その手前で子供たちがススキを摘む。 |
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  駅舎内部。 真新しい駅舎の半分は陶芸教室となっている。奥の窓の向うで子供たちが土をこねていた。 残りの半分は当然待合室。窓にはカモシカが描かれた大きなガラスがはめられてリッチな気分。 また別の窓には「時刻表2万キロ」に関する資料が貼ってある。 |
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 駅前の風景。 左側は古河の工場、駅の構内にはカモシカ観察の櫓が見える。 |
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  トイレの窓にはめられたカモシカとコマクサ？のステンドグラス。 トイレに置くのはもったいないほどの作品。 |
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| わたらせ渓谷鉄道のたび、各駅ごとに昔懐かしいローカル線の風景、 新しいローカル線の有り方、そして沿線の風景、それぞれに趣き深いものがあります。 一度訪れて見られることをお勧めします。 |
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