渡良瀬渓谷鉄道　神戸駅

小中

神戸駅(ごうど)(1)

群馬県　勢多郡　東村　　　2004.10.23　2005.04.10　撮影


渡良瀬渓谷を遡ってこの辺りに来ると山間の様相が深まってくる。神戸(ごうど)駅もそうした風景の中にある駅である。
足尾方面下りホーム、駅舎はなんとも趣がある。
上り大間々方面ホーム、下りホームとは対照的に此方は車体に動物を描いたブルーの客車が2両、停車しているのではない、置いてある、列車のレストラン「清流」として。中央の建物が厨房になっており両側の車輌にテーブルが・・。「清流」として使用している車輌はブルートレインのように見えるがそうではなく、東武特急「けごん」に使っていた車輌である。元はオリジナルのブラウンの濃淡のままだったようだが今はブルーに塗り替えられている。置いてある場所は貨物の側線だったようである。
列車レストラン清流の内部。座席の間隔を変更して対向式にし、間にテーブルを置いている。シートはクッションが厚くしっかりしていてなかなかすわり心地。ここで食べるそばはなかなか趣がある。
間藤行き列車と列車のレストラン清流。この秋久々の秋晴れで紅葉はまだこれからであるが空は「天高く･･･」の状態。　　　清流の置いてある線路の延長線上、これぞトロッコ列車。ペダルを踏んで進むトロッコ、子供たちが100ｍほどの区間を全力疾走していた。
跨線橋から見た駅の全景。お昼時であったが駅前には大型観光バスが1台,2台観光客を下ろしてゆく。列車のレストランで昼食であろうか。
駅近くを走るトロッコ列車と駅に停車中のトロッコ列車。 DE10型ディーゼル機関車を先頭に通常の客車2両と窓が大きく開けられたトロッコ客車2両の4両編成。土日祝日などに大間々-足尾間を1往復する。(座席指定ではないが整理券が必要。500円)
駅の片隅には保線用の機材が留置されている。レール運搬台車、砂利運搬車、それにモーターカー2台神戸駅を出るとまもなくトンネル。数キロにわたる長大トンネルで草木湖をかわして沢入(そうり)駅へ向かう。