道の駅 上州おにし

国道462号線 群馬県多野郡鬼石(おにし)町
2003.07.20撮影
Canon Power Shot G2



藤岡からのR462で20分程走るとこの道の駅おにしがある。
ここは
鬼石町で「おにし」と読む。いま少し西に進むと神流湖に至る。
道の駅の標識の向こうに石器時代の住居跡を表現した建物がある。
白い車が出てきているところを入ってゆくと駐車場となる。

洒落た建物の中にはラーメン屋やみやげ物売り場のほかに3D映画館があるのが珍しい。
日に数回、時期により内容の異なる3D映画を上映しているようである。
また、この鬼石付近は庭石で有名な三波石の産地である。
三波石に関する展示室があり、詳しく解説されている。

それから、この付近の神流川流域一帯は縄文時代の遺跡が点在し、
譲原(ゆずりはら)石器時代集落跡と言われて県の指定史跡となっている。

上の写真の右端に写っている八角形の建物の中にはその一つである住居跡が保存されている。

駐車場に隣接して昔懐かしい建物があるが、これは旧譲原小学校の校舎である。
明治7年開校から昭和50年の廃校までの歴史の中で昭和9年にこの建物に建替えられたが、
校舎新築の造成工事の際、縄文時代の土器や土偶が多数出土し、昭和12年に下の住居跡が発見されたと言う。


八角形の建物の中には縄文時代の住居跡が保存されている。
中央の石組みは囲炉裏跡と言われ、炭も出土したとか。
この住居跡だけは国の指定史跡となっている。

道の駅上州おにし付近の地図
パノラマで見る駅Indexへ戻る