JR吾妻線群馬大津駅付近からR145をR292に乗り換えて草津温泉に至る道は草津へのメインルートであるが、あと1ｋｍか2ｋｍで到着といったところに道の駅「草津運動茶屋公園」がある。 運動茶屋公園とはなんとも意味の分からない名前であるが深くは詮索しないことにする。 道路の両側に駐車場と施設が設けられ、道路をまたぐ横断ブリッジで結ばれている。 写真左側はレストラン、特産物販売所、案内所などとなる。 特産物販売所の中には、その昔、草津と軽井沢の間を走っていた草軽電鉄(昭和35年廃線)の1/2の模型が展示されている。 L型の小さな電気機関車が両地を結んでいた当時を偲ばせている。
展望台のある歩道橋を渡って道の向こうへ行くと「ベルツ記念館」がある。 エルウィン・フォン・ベルツ博士は明治の初頭、日本政府の要請によってドイツより来日し、日本の医学の普及に貢献した人だそうで、在日中の日記に「草津には、無比の温泉のほかにも、日本で最上の山の空気と全く理想的な飲料水が有る。」と記録し、その後出版された「ベルツの日記」によって世界的に広く知られる事となった。そのため彼は「草津の恩人」と言われるようになったとか。 記念館の1階ではベネチュアガラスの展示販売を行っている。
歩道橋の塔からの眺め。左奥が草津温泉であるがすでに大きなホテルが見え始めている。
歩道橋の塔から南の方を眺める。 この方角は草津からの帰り道となる。 道の駅みょうぎ付近の地図