大阪と神戸を結ぶ阪神電鉄の神戸のターミナル三宮駅の一つ手前がこの春日野道駅である。 地下を走るトンネルの上下線の間隔をほとんど広げることなく作られたホーム、幅は2ｍ有るか無いか。 点字プレートも幅が通常の半分ぐらいしかない。 今、大阪行きの普通電車が停車中であるがこの狭さ、お分かりいただけるだろうか。 特急などの通過電車はもちろん減速して来るが、トンネルの中を電車が走るピストンアクションで強烈な風が吹き始める。 ホームを通過するときは柵につかまっていても目と鼻の先を通る電車につい身も強張ってしまう。 昭和９年の駅開業以来何十年もこの状態であったがやっと最近拡幅の話が出始めた。