JR吾妻線　小野上駅　2014(1)　　　　　　　　　　

群馬県渋川市村上
2014.04.12撮影

JR吾妻線の渋川から三つ目(11.9km)の駅。
普通列車しか停車しない無人駅であるが、裏山で採石された保線工事用の砂利(バラスト)を搬出する駅でもある。
搬出のホキ列車は「小野上工臨」として知られている。
駅の構成は見方により違うが、旅客線としては２面2線の交換可能駅。
上り線ホームの北側には砂利搬出用の側線が2本有る。
この側線の渋川側は1本に合流して裏山の脇の方へ伸びている。

小野上駅の駅前。
駅前は国道353号に面していて、国道は吾妻川に沿っている。
裏には岩山が迫っていて、反対側に採石場がある。
この時はちょうど国道と川の間に植えられている桜が満開となっていた。



駅構内の全体像。
側線と裏山の間には大きさ別に分別された砂利がうず高く積まれている。
砂利置き場の線路に面した側はプラットホーム状になっていて、
直接ホキに積み込めるようになっている。



跨線橋の上から渋川方向を眺める。
構内で2線に分かれていた本線は駅を出るとすぐに一本に合流している。
側線から伸びた引き込み線はカーブを切って山の方に入って行く。
ただし、それほど奥まで伸びているわけではなく、カーブの先はホキが7-8両が入る程度で終わっている模様。
国道の向こうには吾妻川が流れており、川岸には約500mにわたって桜並木が続く。

PENTAX　MX1　　　SMC PENTAX 1:1.8-2.5 6.0-24mm

　　　小野上の桜