JR吾妻線　中之条駅(1)　　　　　　　　　

群馬県中之条町
2010.12.05撮影

JR吾妻線中之条駅、上越線渋川駅から分かれる吾妻線の駅。榛名山の丁度北側に位置する。
渋川駅から6つ目、四万温泉の最寄駅。吾妻線をこの先さらに行くと八ッ場(やんば)ダムの建設是非で揺れる川原湯温泉、
草津温泉の玄関口長野原草津口、万座温泉の万座鹿沢口、そして終点大前駅は嬬恋の入り口となる。
秋になるとホームの屋根下に柿をつるして干し柿を作っているので、TVニュースの合間に季節の話題的に毎年のように取り上げられている。

まずは駅の周辺から。

駅舎正面、至ってシンプルでモダンな建物。入り口が正面を向いておらず、衝立状の壁の奥に有るので一瞬戸惑う。

駅北側のロータリー、運送会社・薬局・レンタカー・タクシー会社、そして一般の商店が取り囲む。 商店は喫茶店が1軒有るが、その他はすべてそば屋・うどん屋・ラーメン屋と麺類の店ばかりである。 四万温泉行き、沢渡温泉行き、中之条市街地循環のバスがここに発着する。 現在ロータリーの改修工事が始まりつつある。

駅舎内の風景、券売機・改札口など一般的な配置であるが、右側の待合室はホームに面した窓が下の方まで大きくあいて 日差しがさして明るくて暖かそうである。

指定席券販売機は「もしもし券売機Kaeruくん」となる。 これはオペレーションセンターと電話で会話しながら切符を買う券売機で、 学割などの証明書が必要な切符や定期券なども購入できる。 そのかわりみどりの窓口はない。

駅の南北を結ぶ跨線橋から渋川方面を眺める。 正面は十二ヶ岳、中ノ岳、小野子山方面。 ホームは2面、そこに単線から3本に分かれた線路が入ってくる。

反対側、草津口方面を眺める。 左側に南側ロータリーが見えるが、駐車場と植え込みが有るだけで閑散としている。 駅の全容が見えるが、白い綺麗な跨線橋は二つのホームに掛けられたもの、エレベーターも備えている。 南側から草津口方面の電車に乗ろうとすると一旦今写真を撮っている跨線橋で北側に回り、 改札を入ってもう一度この白い跨線橋を渡る必要がある。

PENTAX　*istD　SMC PENTAX-ＤA 1:3.2 21mm AL