JR上越線水上駅は伊香保と並んで有名な群馬の湯の町水上温泉の表玄関である。 関東平野の北の端、ここから奥は谷川山系の山間地となるところ。 駅の北側にはもう既に山が迫る。 駅前は土産物屋などが立ち並び結構にぎやか。 温泉地への送迎バスや路線バス、タクシーが頻繁に出入りする。

駅舎の中、出札と改札、それにキオスクといたってシンプル。 キオスクにカーテンがかかっているが開店していないのではなく、「昼休み中」の札が。列車発着の合間にお昼、ということか。 天井には放射状に配された照明が、空間を広く見せているようである。 写真を撮っている後には待合室がある。

時刻表。 高崎、上野方面には1時間に1本から2本の列車があるが、県境を越えて長岡方面は1日に5本と寂しい。

駅構内は結構広い。プラットホーム2面の間には跨線橋が。（上） 駅の南端から構内を見ると後には山が迫る。線路はここから谷間に入り清水トンネルに向かう。(下左) 高崎方向を見る。(下右)

駅前からは温泉めぐりのシャトルバスが出る。 利根川上流方面には宝川温泉、須田貝、ならまたまで行く。 そのほか谷川方面と水上近辺の循環ルートがある。 駅から5分ほど歩くと利根川へ出る。 このあたりでは川幅もかなり広くなり、両岸には大きな温泉ホテルが立ち並ぶ。